インパクトあるチラシをカラーより低コストで作るには?
来店客増販売促進・問い合わせ増・PRプリント・複合機・スキャナ
2018年 春号 2018.03.08
地元に密着して商売を営む商店や不動産業者などにとって、チラシは販促・集客のための重要なツールといえる。地域・状況に応じた内容をタイムリーに盛り込むことは欠かせない。
それには最低ロットや納期に縛られる外注印刷より社内で印刷する“内製”が有効だが、「500枚、1000枚となるとカラーではコストが高いし、モノクロではインパクトを出すのが難しい…」のも事実。
そこで効果的なのが“2色印刷”である。
2色印刷は、伝えたいポイントが目立つし、2色のかけ合わせで写真など画像の再現も可能だ。印刷コストを抑えつつ伝わる印刷物ができる。
多枚数をスピーディー・低コストで印刷する理想科学工業のデジタル印刷機「リソグラフMF935W」なら、例のように、黒と赤、青と赤など2色のインクを用いてポイントを強調しインパクトのあるチラシが作成できるのだ。
不動産業では、掘り出し物の中古物件案内をすぐに作成して対象エリアにポスティングしたり、スーパー・小売店ならオリジナリティのある新聞折込チラシや来店客向けのチラシが作成できる。地域やターゲットごとに内容を変え訴求力を高めたり、競合店の動きに応じて緊急セール用のチラシを刷るなど、内製だからこそのきめ細かい販促プランを立てられる。
刷れば刷るほど安くなる!紙原稿の分版機能が充実
「リソグラフ」は、原稿データから印刷の元となる版(マスター)を作り、内部の印刷ドラムに版を巻きつけ、紙を通して印刷を行う孔版印刷方式のマシンだ。ドラムを高速回転させるので、印刷がスピーディーなうえ、印刷枚数が増えるほど印刷単価も安くなるという特徴がある。
「リソグラフMF935W」は印刷ドラムを2本搭載。1回の通紙でA3サイズまでの片面2色印刷(1色印刷も可)および片面1色ずつでの両面同時プリントができる。印刷スピードも片面2色印刷は毎分150枚、両面印刷は毎分100枚と高速だ。
例えば片面の2色チラシを作成する場合、1000枚印刷しても出力時間は7分足らず。しかもA4・1000枚なら1枚あたりの印刷単価は約0・23円まで下がるので、コストを抑えられる。
「2色印刷用に原稿を作成するのは難しいのでは」との懸念があるかもしれないが、実はとっても簡単で、パソコンで作成したデータも紙原稿もいずれもOKである。カラーの紙原稿も高精細に読み込むことができ、分版機能を選ぶだけで自動で2版に色分けされる。仕上がりイメージは、大型カラー液晶タッチパネルで確認できる。
紙原稿の場合は色分けしたい部分を赤ペンで囲んで分版する機能も用意されている。手書きの文字やイラストをきれいに再現することもできるので、親しみやすくインパクトを高める工夫も施しやすいといえる。
多彩な色をライスインクで厚紙・ザラ紙にも対応
「リソグラフMF935W」で使うインクは、廃棄される米ぬかを原料にしたライスインクを採用。環境にやさしく、品質劣化の少なさがメリットとなっている。色数は、基本17色に加えて50色のカスタムカラーも揃えている。蛍光色やゴールドなど通常のプリンターでは再現できない色やオーダーカラーにも対応可能なので、コーポレートカラーなどを使った封筒も作成できる。
また、印刷時にヒーターによる熱定着を必要とせず用紙が反らないので、厚紙やザラ紙、封筒などさまざまな用紙へのプリントが可能であり、チラシにとどまらず幅広い用途が見込める。
大量印刷を社内で臨機応変に行える仕組みを整えておけば、印刷物のストックも最小限にとどめることができ、無駄な在庫やその処分にかかる経費も削減できる。販促・集客目的からオフィス内の環境改善まで、「リソグラフMF935W」が貢献する場面は多い。
*1:片面プリント時、ドラム内部の温度が15℃以上の場合。
*2:A4片面・画像面積10%、同一原稿プリント時、RISOマスターFタイプHG・RISOインクFタイプHG使用の場合。排版インク代含む。用紙代別。
*3:オーダーカラーは、ライスインクや植物油インクに対応しない場合があります。
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