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COMPASSの取材で出会ったこと、訪問地域、考えたことについてつづります。
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「ビックな社長」との偶然

2016.03.02


 数年かけて、着々と大きくなってきたわたくし。主な原因は運動不足とご褒美スイーツの多さか。。。

 服の買い替えは出費がかさんで大変ですが、ギリギリなものだと広げてもらったりします。普通の方なら、ズボンの裾上げとか、袖丈詰めなどでお世話になる、そう、「洋服のお直し」です。
 鉄道ターミナルの駅ビルや百貨店などに店舗を構えるビック・ママは、洋服なら、私のように「ビックになって」広げる人も、縮める人も、カバンも靴も(店舗によりますが)、お直ししてくれます。本社は仙台。

DSC_0120
 ビック・ママの守井嘉朗社長への取材は、お直しの受付システムにタブレットを導入した、という情報を地元の専門家の方に教えていただいたのがきっかけ(2014年春号掲載)でした。従業員の大半は女性です。3月からロゴマークが新しくなりました。

 2014年の記事では、「海外展開を進めている」で終わっていますが、
 2月にはシンガポールの6店目が開店したそうです(タブレットの受付システムは、言語を英語に変え、シンガポールでも使われています)。

 スピード感が半端ないです。

 そんなわけで、守井社長はシンガポールをはじめアジア各国に頻繁に渡航されています。

 そこに偶然が…。
 実は私、1月にプチ休暇でシンガポールへ旅行したのですが、なんと往路の飛行機が守井社長と同じ便だったのです。

 無理を言って、シンガポール高島屋の店舗近くで近況を伺うことに(お店は3Fの11B)。

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 ビック・ママ社長と体重が増えてビックになってしまった私の、変則ビック対談です!?
 写真はシンガポール高島屋店舗前の守井社長です。

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いつもアグレッシブで正直な守井社長ですが、現地でお目にかかって特に感じたのは、

    情報への嗅覚と決断力、課題を受け止め乗り越える耐性がすごい ということ。

 店舗拡大をすれば課題は出てくる。障害もある。世の中の変化もある。…それにドーンと向かえるところが、事業を拡大できる経営者たるゆえんだと。

 今、世間にはなんとなく、「そこそこでいい」ムードが広がっています。
 でもみーんながそこそこに小さくまとまり、リスクをとって事業に挑戦し拡大を図る人がいなくなったら?

 「もっと上を目指そう、もっと広げよう、もっと稼ごう」と進むエネルギーは社会の活力。
 雇用が増え、顧客が喜び、経済が回る。
 挑戦する人を応援する社会でありたいものです。政府の皆様も、頼みますね。

 そこで私の小さな挑戦。
 「服がゆるくなったので」と、ビック・ママさんに「詰め」のお直しを頼みにいきたい!
 実現するのはいつなのか? 静かな応援、よろしくお願い申し上げます。


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