編集長ブログ
COMPASSの取材で出会ったこと、訪問地域、考えたことについてつづります。
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この細やかさが日本らしい―JR東日本アプリ②
2016.03.24
前回に引き続き、「JR東日本アプリ」について、です。
アプリの入手については前回の記事を読んでくださいね。
このアプリはとにかく豊富な情報にアクセスできます。トップ画面はこんな感じ。
どの駅を基準にするかは自分で決められます(今は、池袋になっています)。
一番上の「列車に乗る」は、遅延情報や路線図など、一番使うゾーン。
前回書いた「山手線トレインネット」も、この中に入っています。
●乗る予定の電車がどこにいるか
なかでも私が便利だと思ったのが、「列車に乗る」→「列車位置情報(首都圏)」
自分がよく使う駅を基点に、各列車がどの位置を運行しているか図でわかるのです。
画面のキャプチャー画像はこれ。
なんか、司令室にいるみたいでしょ。
実際、これが役立ったのが、3月16日に横須賀商工会議所で行われたセミナーに向かうときでした。
その日は、高崎線のトラブルで湘南新宿ラインが運休・遅延との情報。だめなら別のルートに迂回しなければいけません。ただ、宇都宮線からくる列車は動いているらしく、公開情報では詳細がわからない。
最初から迂回するか、予定列車が来ることにかけるか。しかし、来ないとわかってから迂回して間に合うのか…。
「私が乗りたい列車が来るのかどうかだけを早く知りたい!」という局面でした。
そこでJR東日本アプリで列車位置を探すと…、乗る予定の列車は2分遅れながら動いていて、こちらの駅に向かっている途中と判明。よかった! このアプリ、使えるなぁ。
一つ前の列車は運休でしたので、このようなピンポイントの情報は緊急時に助かります。
ほんとうは、細かいことを気にせずのんびり優雅に生きられたらそっちの方がよいし、
できるだけ運休や遅延はなくしてほしいですけどね。
●駅のコインロッカーは位置+空き状況まで
「駅を利用する」の項目では駅にまつわる各種情報を探せます。
駅案内図、構内図はもちろん、コインロッカーの位置も表示されますが、
「Suicaロッカー」については、「空きがあるかどうか」もわかるのです。
(SuicaはJR東日本のICカード)
上記の例では、Eのロッカーは間もなくいっぱい、Dなら空きがあるとわかります。
空いているロッカーを探してうろうろする時間が少なくなりそうです。
相当な情報量のアプリなのでした。
初めて行く駅でも安心だし、待ち合わせ場所なども確認しやすいでしょう。
運休や遅延などの情報が具体的にわかるので、待つべきか、別の路線へ移動すべきか、家に帰るかなど最適な行動を選べそうです。
このきめ細かさは、日本ならではですね。
そして、ここまでの細かい情報が必要なのも日本ならではかも。
難点は、便利なので、このアプリに見入ってしまい、
駅で「ながらスマホ」してしまう恐れがあること。
安全なところで止まって使いましょう。
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