編集長ブログ
COMPASSの取材で出会ったこと、訪問地域、考えたことについてつづります。
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モバイル&自宅での仕事は、ここに気を付ける(体験)
2016.12.01
モバイル&クラウドで、どこにいても仕事が進めやすい環境になりました。
皆様どの程度、モバイルワークされてますか?
便利で助かったこと、気を付けること、両方ありましたので、
今回は自分の体験を書いてみます。
私が一番最初に「社外で社内同様に仕事を進める」体験をしたのは、
もう20年前くらいになるか、Windowsのリモートアクセスです。
まだ、ダイヤルアップ接続(なつかしい!)でしたが、会社PCのデスクトップに接続したときは、「これはほんとに便利になったものだ」と感動したものです。
ノートPCをISDNにつないで…営業担当者が直行直帰するのが一つのトレンドになりました。
そしてケータイで会社のメールを見られるようになり、
今はWeb会議も、スマホでエクセルのファイル修正も可能に。
テレワークとか働き方改革とか堅い言葉が飛び交ってますが、
「時間を有効に使って、自分もお客さんもハッピーになる」のが、「どこでもワーク」。
先日、「週1日は在宅勤務する」と決めた大企業のことが新聞に出てましたが、丸一日家で仕事するってどうなんでしょう。
ギモン1)家族が嫌がるでしょ。そもそも自分用の個室ない人はどうする?
ギモン2)冷暖房や電気代がかかるなぁ
ギモン3)ついついさぼったり昼寝したりしそう(逆にやたら管理されるのも嫌)
なんて、突っ込んでみますが、強制的に体験してそれ自体を感じることが優先されているのかもしれません。
私はパソコンに向かうより、人と会うことが好きなので、一日在宅勤務だと昼寝しちゃいそうですが、「どこでもワーク」は実施しています。
会社以外で仕事をするパターンは、おおよそこんな感じ。
・通勤途中(スマホ)
・移動途中(スマホ)
・朝か夜、直行直帰時の自宅で(自宅PC)
・出張中 (モバイル、2日以上はノートPC)
ほんと、便利で助かっています。とくにどこが、と整理してみると…
<便利なこと>
第一位 隙間時間が有効に使える
第二位 お客様をお待たせする時間を減らせる
第三位 日中ご不在が多い方と、朝晩に素早くやり取りができる
第四位 出先から遅い時間に会社に戻ったり、休日会社に出ることが減る
第五位 風邪などで休んでいるときも、急用をこなせる
仕事柄、第三位は独特かもしれません。
第五位も、本当は病気ならちゃんと休んだ方がよいですが、10分くらいで連絡が済んでその後、すっきり休めるなら精神的にはGOODです。
さて、やってみて感じた「気を付けるべきこと」は?
紛失などの一般的なことはちょっと横に置いて、体験的注意点を。
<どこでもワーク注意事項>
第一位 運動量が減る。その分の運動を
なんじゃこりゃ、かもしれませんが、実感です。わざわざ会社に戻るのは「無駄な時間・無駄な交通費」なんですが、東京の場合は電車・徒歩移動なので、それなりに運動しているのですよね。
直行直帰の分、確実に運動量は減りますから、浮いた時間の半分くらいは移動で消費するエネルギー相当の運動をいたしましょう。
でないと、私みたいに……以下略。
第二位 背後に注意
電車の中は、スマホでメールを見てササッと返事ができる便利な空間。東京メトロでは地下にいても電波が入りますのでありがたい。
ただ、座っているときは良いですが、立っているときに仕事関係の情報閲覧をするなら要注意。
自分のスマホを見える角度に人がいないか、チェックしてからにしましょう。
最近のスマホは画面がきれいなので、パスワードや仕事の情報(お詫びのメールだったり!)が見えてしまう可能性があります。自分自身、満員電車でよく、他の方のスマホの画面、目にしますから。
前と横に比べ、後ろは忘れがちなので、「安全確認」をどうぞ。
あ、自宅で仕事している方は、家族の覗き見もNGですからね。
いくらセキュリティがバッチリでも、これじゃ情報が漏えい。ご家族の理解も得ておきましょう。
覗き見といえば、新幹線の座席での大きなPCやタブレット、意外と隣の席からよく見える。
エクセルで数値入力している方、結構多い印象です。会議資料なのかな。
こちらもお気を付けください。
第三位 いつでもつながってはいけない
いつでもつながることができるからこそ、ON、OFFを切り替えて、つながない時間を設けることが大切です。
私は以前は、何か思い出すとついついパソコンをつないでメールしたり、仕事の続きをやったりしていました。
本当に急ぐときはいいのですが、慣れるとだんだん切り替えが難しくなり、「連絡がきていないだろうか」と気になってつないでしまうのです。
頻繁に気になりだすと…これ、仕事熱心ではなく、ちょっと危険な兆候です。
休むときはきちんと休まないと、ね。
そして、「いつも連絡が取れる」となると、「あの人はすぐ返事がくる」と相手の期待値が上がっていきます。
レスポンスの高さは喜ばれる一方、素早いレスポンスができないときに「返事がこない、どうしたのだろう」と心配させてしまうのですね。
自分なりのルールを作り、相手の方にもなんとなくそれをわかっていただく――そんな関係づくりが一番いいなと思います。
「つながない勇気」を大切に、どこでもワーク、してきましょう。
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