【連載】あいてぃのある職場日記（16年春）
2016.07.22
「審判の日」
今年はハナから超ド級のワイドショーネタが炸裂している。
「流行語大賞はこれで決まりか！」と思った矢先に次から次へとこれでもか！と言わんばかりに新しいネタが出るわ出るわ。
人気アイドルグループや好感度タレントにまつわる騒動などはなんだか遠い昔話のように思えてくる。アルコールによる脳細胞の減少に歯止めがかからないようだ。
そんなおっさんの劣化を尻目に、ロボットの進化が凄まじい。
数年前にお掃除ロボットが世に出てきたときにはずいぶんとたまげたもんだが、そもそも足の踏み場もないほど散らかりきっている我が家にお掃除ロボットの居場所はないので、それ以上の興味は湧かなかった。
その昔、チェスの世界王者がコンピュータに負けたなんてニュースがあったときも大して気にしていなかったが、去年あたりから将棋の人気棋士も負けたりするようになって、「いよいよあのタイトルホルダーの登場か!?」などと多少気になるようになっていた。
で、今年に入るといよいよ囲碁の世界的棋士まで負けるようになって。こりゃあずいぶん大変な世の中になってきた。
なーんて思ってたら、とうとう「人類を滅亡させる」とか暴言吐いちゃったロボットが登場、あの映画の世界が現実のものになってしまうのか!?
この連載もロボットに取って代わられる日が来るのか…何があろうとも次号には、I’ll be back!
世中 渉（よのなか・わたる）
著者プロフィール：メーカーに入社28年目の元営業職。
出世はおまけと割り切りつつも、上司と部下に挟まれて迷い多き日々を送っている
中年風中間管理職。
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