【連載】中小企業の販売促進・集客・宣伝 新常識(第4回)
2016.09.27
第4回 SEO対策に必要なこと──7つのポイント(上)
Webでの検索順位を上げる対策において、特に重要と言われているテクニックのうち7つのポイントを取り上げます。
1)頻繁な情報更新
自社サイトの情報更新が重要だというのは誰もがわかっていることでしょう。
面倒だったりネタが無かったりで更新が滞ってしまう場合が多いですが、更新が滞ってしまうと検索順位も上がりません。
お客さまは最新の情報を求めてサイトを閲覧しに来ますので、出来る限り頻繁に更新し、新鮮な情報を発信しましょう。
例えば飲食店であれば、週替りや日替わりのメニューを自社サイトに掲載するなど、継続的に情報発信する仕組みを整えてください。
2)コンテンツの充実
今、検索順位においてもっとも重要と言われているのが、このコンテンツの充実です。
約9割の会社が自社サイトを公開している現在、どれだけサイトの中身を充実させられるか、良質なコンテンツを提供できるかで検索順位が大きく変わってきます。
自分たちが伝えたいことや単なる宣伝ではなく、お客さまが読みたくなる良質なコンテンツを考えます。
誰でもできる良質なコンテンツの一つの例として、「お客さまの声」があります。
客観的な指標の一つである「お客さまの声」を積極的に集め、サイトで公開していくことで検索順位の上昇につながります。
3)ソーシャルメディアでの話題性、評判
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアも検索順位に関わってきます。
ソーシャルメディアでお店や会社のことが話題になると検索順位も上昇します。
お店に来店してくれたお客さまがどうすればソーシャルメディアに投稿したくなるのかを考えましょう。
4)信頼度が高い他サイトから自社サイトへのリンク
他のサイトから自社サイトへのリンクのことを「被リンク」と言います。
この被リンクが多ければ多いほど、検索順位は上昇し、それが信頼度が高い他サイトからの被リンクであればより効果的です。
信頼度が高いサイトとは、公共団体やメディアなどのサイトを指します。
例えば市役所や商工会議所、地域のメディアから自社サイトへリンクを張ってもらうことが重要です。
5)Googleマイビジネスへの適切な登録
Googleマイビジネスとは、Googleプレイスと呼ばれていたGoogleの地域店舗向けサービスが名称を変えてリニューアルされたものです。
例えば、Google検索で「横須賀 ラーメン」のように「地域名+商品/サービス名」で検索すると、検索結果画面に地図と共に店舗の情報が出てきます。
この地図付きの検索結果のことを地図検索といいますが、Googleマイビジネスに登録をすると通常の検索順位も上昇するとともに、地図検索結果において表示されやすくなります。
Googleマイビジネスは実際にお店や会社があれば誰でも無料で登録可能です。
自社サイトが無くても登録可能ですので、SEOの第一歩として、まずはGoogleマイビジネスに登録しましょう。
6つめと7つめのポイントは第5回で紹介します。
著者紹介
イクスブレイン 大澤貴行氏
現GMOクラウド株式会社にてホスティングブランド「ラピッドサイト」の責任者として活躍後、独立。
商工会議所におけるICT活用推進やセミナー講師をはじめ、全国で支援活動を展開。
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