COMPASS 2012 冬号

ブランド化への現場②モバイル 建築プロセスにこそ顧客満足あり 現場の画像が橋渡し page 11/44

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ブランド化への現場2モバイル北海道音更町・建築業タグホーム(高橋組)の場合MCPC award 2011奨励賞受賞企業特集「売り」を売上に変える!建築プロセスにこそ顧客満足あり現場の画像が橋渡し会社概要株式会社高橋組....

ブランド化への現場2モバイル北海道音更町・建築業タグホーム(高橋組)の場合MCPC award 2011奨励賞受賞企業特集「売り」を売上に変える!建築プロセスにこそ顧客満足あり現場の画像が橋渡し会社概要株式会社高橋組(住宅事業部タグホーム)北海道河東郡音更町木野大通東13丁目3番地26創業:1963年(住宅事業部2002年)従業員数:30名事業内容:注文住宅建築、リフォーム、公共土木建築URL:http://www.tag-ie.com/ショールーム機能を果たす「くらしの図書館」(写真上)では、建築に関する書籍・雑誌が閲覧できるほか、建築素材を見ることができる(下)。顧客向けの各種教室やパーティなども開催され、家を建てた後のコミュニケーションにも力を注いでいる。関係の公共工事に事業を広げまし「大工として創業した父が土木勇雄社長は、次のように説明する。を発足させた。二代目経営者の高橋たが、10年前に新たに住宅事業部同社は公共工事を主力としてい組)である。るのがタグホーム(会社名は高橋ベントを、高い満足度で支えていう。この人生の大きなイの建築を考え始めるといでも、30代になると住宅北海道南東部の音更町標の一つだ。たら実現したい大きな目のの、自分の所帯を持っより住宅事情は異なるも家を建てる――地域にしながら体験したさそして「真似」を似した」と言う。ハウを学んだ。「まずは全部、真立ち上げ、コンサル会社からノウ橋社長は、若手を中心に事業部をの仕方も求める能力も異なる。高住宅の建設は、公共工事とは仕事い顧客一人ひとりと向き合う民間同じ建設業でも、営業活動を行自社らしさを形づくる真似から始めスタートさせたのである。え、人材をシフトして新規事業をピンチだが、これを良い機会と捉発注がなくなるのは経営的には込んだのです」取り組みたかった住宅建築に踏みが途切れる年があり、かねてからた。ちょうど自社に合う公共工事足度を上げるよう努めています」「建てるプロセスでお客様の満か。やって顧客に理解してもらったのでは、タグホームらしさをどうどのような方法がよいのか現場の写真を見せたいがを選ぶ傾向にあるという。になった。安さ重視の顧客は他社家作りを求める顧客が集まるよう方針が地域に浸透し、納得のいくに建てる」――現在では、同社の「腕の良い大工が1軒1軒大切リスクもあった。な受注増で品質を保てないなどの合、価格競争に陥ったり、一時的低価格で棟数を増やす戦略の場住宅に転換したのです」ました。そこで途中から自由設計工は規格住宅を造るのに飽きていどでもないとわかりましたし、大たが、この地域のニーズはそれほ「当時はローコストブームでし振り返る。営業企画リーダーの古市淳也氏はしさを生み出した。住宅事業部・まざまなことから、タグホームら2012.冬号8