COMPASS 2012 冬号

大事なデータ、どこにバックアップする?万が一の時も素早く復旧できる方法がある! page 21/44

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事業継続計画(BCP)策定への取り組みが広がっている。ただ、災害はいつやってくるかわからないので、重要な対策はできるだけ早く実施しておきたいものだ。「IT関係で失ったら一番困るものは?」との問いに、あ....

事業継続計画(BCP)策定への取り組みが広がっている。ただ、災害はいつやってくるかわからないので、重要な対策はできるだけ早く実施しておきたいものだ。「IT関係で失ったら一番困るものは?」との問いに、ある経営者は「顧客のデータ」と答えた。壊れた建物は直せるものの、取引先の情報がなくなれば仕事の継続には暗雲が立ち込めるからだ。逆に言えば、中核となる情報をいかに守るかが迅速な事業再開のカギとなる。バックアップは不可欠復旧しやすい仕組みをしかし残念なことに、多くの中小規模企業は自社で扱うデータの管理に手が回りきれていない。バックアップすら十分とっていないというケースも多々ある。バックアップデータは、サーバーと同じ場所に保管していると両方とも損失する可能性がある。また、復旧までに要する時間もチェックしておきたい。システムで扱うデータ量は大きいので、バックアップからデータを戻すのに丸1日以上かかることも珍しくないからだ。その間、当然、業務は止まってしまう。では、リスクを分散でき、復旧も早い方法とは何だろうか。解決策の筆頭に挙げられるのは、会社とは別の場所にある「クラウド」にバックアップを取る方法だ。これを徹底的に使いやすくしたのが日立製作所(以下、日立)のストレージ製品「HitachiVirtualFilePlatform」(日立バーチャル・ファイル・プラットフォーム以下、VFP)である。約10分で簡単設定自動的にクラウドへ保存も「VFP」の入門機に位置づけられるのがタワー型の「VFP50」。NAS方式のデータ保管用サーバー(ストレージ)で、たった10分程度で導入できる簡単設定が特長だ。大事なデータ、どこにバックアップする?万が一の時も素早く復旧できる方法がある!今すぐできるBCP1ストレージ編182012.冬号