経済産業省「おもてなし規格認証」スタート
2016.09.29
本誌2016年 春号の経済産業省インタビュー記事で予告のあった「おもてなし規格認証」がスタートした。
▼「おもてなし規格認証」の運用を開始します~サービスの品質を見える化し、生産性の向上を実現!!~(METI/経済産業省)
経済産業省は「おもてなし規格認証」を創設し、2016年8月25日より「おもてなし規格認証2016」の申請受付を開始した。サービス産業の活性化および生産性向上を目的にサービス品質を見える化するものである。
認定を受けると、「認定証」と「おもてなし規格認証2016マーク」が発行される。認定証とマークを印刷し、店頭等に掲出することで、サービス事業者の提供するサービスの品質や取り組みについて顧客にPRでき、「顧客に選ばれやすくなる」と言える。
「おもてなし規格認証2016」について
初年度である2016年は「おもてなし規格認証」の理念に基づき、サービス事業者が提供するサービス品質を見える化する次の7つの分類について30項目を用意。
7つの分野
- 情報提供に関する取組
- 設備に関する取組
- 職場などの環境改善に関する取組
- 業務の改善に関する取組
- ツールの導入・用意に関する取組
- 顧客理解・対応に関する取組
- 人材教育・育成に関する取組
15項目以上が該当すると、「おもてなし規格認証2016」に認定される。
「おもてなし規格認証2016」の申請方法
「おもてなし規格認証」Webサイトから申請可能。
(事務局:一般社団法人 サービスデザイン推進協議会)