Windows 10タブレットをビジネスで徹底活用
2016年 春号 2016.05.27
ビジネスニーズに合うWindowsタブレット
“紙”を使う現場業務をこのアプリで改革!
出張や屋外作業、店舗などのビジネス現場における業務効率化への貢献が期待されるタブレット端末。利用が広がっている一方で「業務で使えるアプリが少ない」「社内システムとうまく連携できない」といった理由で会社としての導入に躊躇する企業もあるようだ。
こうした課題を解決するのは実は難しくない。社内PCのOSとしてスタンダードになっているWindows対応のタブレットを選べばよいのである。最新のWindows 10はセキュリティも機能面も強化され、しかも新機能の追加などが無償アップデートで継続的に行われるので、将来性という点でも非常に魅力的だ。
3つの機能をクラウドで提供情報はオフラインで利用可能
今、“紙”で行っている作業をタブレットに置き換えるとより効率的になり、情報活用が加速する。
営業マンが持ち歩く製品カタログや提案資料、店頭や訪問先で行う顧客アンケート、現場作業の進捗管理表、修理作業用のマニュアル、保守作業の点検シート…などなど。多様な業務の現場、そして社内管理が便利に変わるのだ。
これを実現するのが、東芝クライアントソリューション(旧 東芝情報機器)のWindowsタブレット向けクラウドサービス「dynaCloud seap」(ダイナクラウド・シープ)である。
法人向けアプリ開発を手がけるジェナとの協業によるサービスで、3つのアプリをオールインワンで提供する。
(1)カタログアプリ=電子カタログ、マニュアル配信、ファイル共有、プレゼンテーション、ペーパーレス会議などに利用可能。登録データはPDFやOfficeファイル、動画ファイルなどさまざまな形式に対応。特定ぺージのみの表示や表示順の入れ替え、ページ内へのコンテンツ埋め込みや手書き入力、カタログ内の全文検索なども行える。
(2)アンケートアプリ=顧客アンケート、ヒヤリングシート、点検チェックリスト、分岐アンケートなどに利用可能。設問形式は択一・複数選択、画像選択、計算式、表形式、自由入力など10種類を用意している。
(3)ラーニングアプリ=社員向けのeラーニングや小テスト、教材配信などに利用できる。設問形式は動画や音声も含む選択、チェックボックス、穴埋め、並び替えなど8種類に対応。試験実施に有効な制限時間の設定や自動採点も可能。
管理者は、ブラウザ上の簡単な操作で各種コンテンツを作成でき、利用者のアクセス履歴や回答・解答データの集計も行える。現場と管理側の連携をサポートできるのはビジネス向けアプリならではのメリットである。
また、オフライン操作に対応しているので、フィールドワークや移動中にネット接続を気にすることなく活用できる。
豊富な導入事例から2つのケースを下図に掲載した。
コンテンツデータ保存用のストレージは1社あたり初期容量15GBを確保。利用料は1ユーザーにつき月額500円と非常に安価だ。
世界最軽量の端末から運用管理までトータルに支援
東芝クライアントソリューションは、「dynaCloud seap」をフル活用する端末として東芝製のWindowsタブレットも取り扱っている。
現在のお勧めは、世界最軽量の579gで超薄型のWindows 10タブレットである「dynaPad S92」。12.5型の見やすいタッチスクリーンに高精度アクティブペンと独自の手書き技術で“書きやすさ”も加味した。専用キーボードを装着すればノートPCのように使うこともできる。
同社は、ウイルス対策やデータ暗号化、端末の盗難・紛失時にも役立つデバイス管理や緊急サポートなど安全・安心な運用を実現する各種サービス、端末に個別設定やアプリのインストールなどをして納入するキッティングサービスも行っており、トータルサポートも強みである。
Windowsタブレットの新規導入時には端末からアプリ、運用管理まで、東芝クライアントソリューションにすべて任せることができるのだ。
お問い合わせ先
- 東芝クライアントソリューション株式会社
国内事業統括部 国内開発営業本部 - TEL:03-5144-3833
- 東京都江東区豊洲5-6-15
- URL:http://www.toshiba-tcs.co.jp/